〜9〜






 
「オマエを閉じ込めておきたくなったら、この首輪に鎖をつけて、
どこかに繋いでおくことだってできるんだぜ」

「でもベルトで留めてるだけだから、自分で簡単に外せるよ?」

「ゲームをやめたくなったら、いつでも外せよ」

「・・・・・・」


「鎖で繋がれる気分を味わってみる?」

「・・・キミの意のままに」

「それじゃ、後でな。
とりあえずこれ、つけてみて」


ヒカルは、鈍い光を放つ銀色のものを取り出した。
革で出来ているらしい二つの輪が、長い鎖で繋がっている。


「これは手枷。今は鎖が長いけど、いくらでも短くできるし・・・」

ここで言葉を切るとアキラの両手をぐいっと引っ張り、背中の後に回させた。

「こうやって拘束してしまえば、自由がきかなくなるだろ?
自分で外せるなんて悩まなくて済むから、オマエ向きかもな」


沈黙。


「どうする?こわい?」

アキラは静かにかぶりを振った。

「これをつけて欲しい?」

「・・・うん」

「じゃあ、オマエの方から頼んで」

「・・・・・・それを、ボクの腕にはめて」

「それって、何を?」

「手枷を」

「・・・わかった」



アキラの手首に銀色の輪をはめると、ヒカルは無言で記念写真を撮った。






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