「オマエを閉じ込めておきたくなったら、この首輪に鎖をつけて、
どこかに繋いでおくことだってできるんだぜ」
「でもベルトで留めてるだけだから、自分で簡単に外せるよ?」
「ゲームをやめたくなったら、いつでも外せよ」
「・・・・・・」
「鎖で繋がれる気分を味わってみる?」
「・・・キミの意のままに」
「それじゃ、後でな。
とりあえずこれ、つけてみて」
ヒカルは、鈍い光を放つ銀色のものを取り出した。
革で出来ているらしい二つの輪が、長い鎖で繋がっている。
「これは手枷。今は鎖が長いけど、いくらでも短くできるし・・・」
ここで言葉を切るとアキラの両手をぐいっと引っ張り、背中の後に回させた。
「こうやって拘束してしまえば、自由がきかなくなるだろ?
自分で外せるなんて悩まなくて済むから、オマエ向きかもな」
沈黙。
「どうする?こわい?」
アキラは静かにかぶりを振った。
「これをつけて欲しい?」
「・・・うん」
「じゃあ、オマエの方から頼んで」
「・・・・・・それを、ボクの腕にはめて」
「それって、何を?」
「手枷を」
「・・・わかった」
アキラの手首に銀色の輪をはめると、ヒカルは無言で記念写真を撮った。

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