「塔矢、オマエ、コスプレ似合うな。ねこ耳アリスなんて無理かと思ったけど」
「・・・それはどうも」
「ほらほら、ムッとすんなよ〜!せっかくのカワイイ顔が台無し」
「ボクはカワイクなんかない」
「いいから、いいから。で、次はさぁ〜」
「次・・・?」
「うん。まさかこれで終わりだなんて思ってねえよな」
そう言ってヒカルが取り出したのは、
黒いビロードのレオタードとピンクのチュチュ、
エナメルのブーツ、
そしてふわふわ長い尻尾だった。
「さ、もうワンピースはいいから脱いで、今度はこれな」
「・・・・・・」
「何だよ、一人じゃ脱げないのかよ。仕方ねーなー、オレが手伝ってやるよ」
アキラはニコニコ笑うヒカルを睨みつけると衣装をひっつかんで、
更衣室に消えていった。
やがて戻ってきたアキラの格好は・・・・・・

「うん、ロマンチックなのもいいじゃん」
ヒカルはチュチュをいきなりめくって、中を覗いた。
「・・・キミは一体、何をしてるんだ」
「ちょっと確かめたんだよ。ちゃんとパンツ、脱いだんだ」
「・・・・・・どうしてもはみ出るんだから仕方ないだろう」
「だよな。オマエがTバックを履いてるわけないもんな」
「もう気が済んだか」と捨て台詞を残して更衣室に戻ろうとするアキラを捕まえて、
ヒカルは更に別の衣装を押し付けた。
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