白黒工房」のへいこさんから頂戴したイラストです^^

お絵かき掲示板にアップされた、ヒカルに葡萄を食べさせてもらうアキラさんにときめいて、
その続きをおねだりして描いていただいたのがこの絵です(^^)
(たまたま私の誕生日の前日でした/笑)

ちなみに私のリクエストは
「ヒカルの指をぱっくりくわえて上目遣いの色っぽ〜い塔矢さん」でした。

猫のような悪戯っぽい表情と、
清潔感のあるお色気がたまりませんv

まさしく希望通りの素敵なイラストを描いてくださって、
へいこさん、本当にありがとうございました!


ところでへいこさんから、この絵に話を付けるようにとおっしゃっていただきましたので、
この下に駄文を添えさせていただきます〜






久し振りに俺んちに来た塔矢は、風呂敷で包んだ大きな箱を大事そうに胸に抱えていた。

「頂き物だけど、一人じゃ食べきれないから」

甘い香りを放っている包みを開けると、見事な葡萄の房が現れた。

「うわっ、すっげえ巨峰だな。でっけえ〜!」
「大粒だから巨峰って名前なんだろ?」
「でもこんなおっきいの、初めて見たぜ?」

食べ頃だと塔矢が言うから、ざっと洗って冷蔵庫にしまっておいて、
それからお待ちかねの対局、対局!

いそいそと碁盤の前に座ると、すっと臨戦態勢に入ったあいつの顔を眺めて、
俺もワクワクしながら石を置いた。



はっと気付いたときは既に真夜中。

「お前、泊まっても平気?」
「うん、明日は何もない。君もオフだったよね?」
「じゃあ、とにかく何か食うか〜。そこ、座ってて」

そう言いながら冷蔵庫を開けると、巨峰がでんと置いてあるのが目に入った。

「あ、そうだった。んじゃ、ちょっとこれでもつまんでて」

皿に載せてテーブルに出すと、あいつは「僕も手伝うよ」と席を立ってしまった。

「いいから食べてろって。腹、減ったろ?」
「それは君も同じだろ?そんなに言うなら一緒に食べよう。それとも僕が口に入れてやろうか?」

微笑みながら葡萄に伸ばしたあいつの手を、俺は無意識につかんでいた。

「あっ!…えっと、ダメだよ」
「何が?」
「だから俺の口にって、……爪、汚れるだろ?」
「え?」
「お前のきれいな爪が黒くなっちまうだろ?だから俺が食べさせてやる」

「女の子じゃあるまいし、何を馬鹿なことを」と抵抗する手を払いのけて、
急いで皮を剥いた粒を口に押し込んでやると、
あいつ はぽうっと頬を赤らめて俺を見つめた。

塔矢に睨み付けられるのは慣れてるけど、やけに色っぽい上目遣いに胸が苦しい。

「な、何?」
「……」

大きな葡萄を口に含んだまま手首をつかんだ塔矢に、
俺はぺろっと、人差し指を舐められてしまった。

そしてその瞬間、俺の下半身がありえない状態になったことは、
情けないことにすぐにばれてしまったのだった。